
現在では、普通乗用車の販売台数に並ぶほど軽自動車の売上が伸びています。今回は、軽自動車のメリット・デメリットについてまとめてみました。
軽自動車について
軽自動車のボディサイズは、全長3400mm×全幅1480mm×全高2000mm以下。さらに定員4名以下、排気量660cc以下という条件があります。この条件をどれかひとつでも超えると、軽自動車としては成立しません。
メリット
税金が安い
普通自動車で最も小型である1000ccの小型車と比較しても税金が安くなります。1000cc以下の小型車の税額は25,000円です。一方、軽自動車は10,800円と年間で14,200円安くなります。
高速料金が安い
高速道路の料金は、道路に与える負荷が普通車より低い、空間的・時間的に占有する度合いが少ない、高速道路利用で得られる便益が少ないという理由から、普通車1kmあたりの料金の8割に設定されています。
保険が安い
1000cc以下の小型車の場合、年間33,000円前後の保険料に対し、軽自動車は年間26,000円前後と、年間6,000円程度安くなります。
燃費が良い
排気量が少ないため、概ね、小型乗用車に比べガソリン代が安くなります。
駐車スペースが小さい
普通車では停められない様な場所でも軽自動車の場合、駐車可能な場合があります。
デメリット
狭い
普通車に比べ室内が狭い傾向にあります。近年では、この問題を解決するため、エンジンのマウント位置を変更する等して、社内のスペースを広く確保しています。従って、昔に比べ、車内が狭いという問題は、それ程、問題にならないレベルになっています。
パワー不足
排気量が少ないため、パワー不足を感じる場合があります。最近は、軽自動車にターボを搭載することで、パワー不足を補っている車種もあります。パワーが欲しい方は、ターボ車がおすすめです。
まとめ
いかがでしたか。近年の軽自動車は、過去課題であった、車内の狭さ、パワー不足等を解決し、快適なモデルも多数あります。乗り換えの際は、メリットの多い軽自動車を検討してみてはどうでしょうか。